旭川市小中主幹教諭協議会が総会　会員一丸で職能向上　齋藤新会長（愛宕東小）を選出

（関係団体 2019-04-26付）

意気込みを語る齋藤新会長

　【旭川発】旭川市小中学校主幹教諭協議会は２３日、コートホテル旭川で総会を開いた。４０人が出席し、活動方針や事業計画などを協議。事業計画では、１０月３０日に市子ども総合相談センターで１０月研修会を開催することなどを決定した。役員改選では、新会長に旭川市立愛宕東小学校の齋藤知尋主幹教諭を選出した。齋藤新会長は、一丸となって職能向上を図ることを決意した。

　開会式では、長谷川猛会長があいさつ。同会のような組織は類にみないものとして、他管内から注目が集まっていることを強調し「主幹教諭として必要なスキルを高められるよう、今後も取り組んでいかなければならない」と述べた。

　議事に移り、事務局・研修部・庶務部から活動報告などが行われた。また、同会の会則、３１年度活動方針、事業計画、各部計画などについて審議。

　本年度の活動方針を「心豊かでたくましく、社会に貢献しようとする児童生徒の育成を目指し、組織的、継続的な研修と的確で迅速な情報交流を通して主幹教諭の職能向上を図り、創意と調和のある学校運営に努める」―など４点を掲げたことを説明。

　事業計画については、１０月３０日に市子ども総合相談センターで１０月研修会を開催し、教育の情勢や今日的課題について講師を招いて講演を予定していることを確認した。

　研修部は、今日的な教育課題や新学習指導要領などの対応の方策に迫るため、研修テーマを「主幹教諭としての資質・能力の向上と組織的・機能的な業務推進を目指して」と設定したことを報告した。

　庶務部は、定例研修会にかかわる業務や懇親会、会報の発行などに関する予定を説明した。

　役員改選では、新会長として愛宕東小の齋藤主幹教諭を選任。齋藤新会長は「主幹教諭５０人が一丸となって職能向上を図るよう活動していく」と語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝齋藤知尋（愛宕東小・新）

▽副会長＝髙綱智美（明星中）、田村貴史（陵雲小）、佐藤孝俊（東明中・新）

▽事務局長＝桝本智史（西御料地小・新）

(関係団体 2019-04-26付)