空知校長会が総会・研修会　新会長に砂川氏選任　１１月、岩見沢で経営研究会

（関係団体 2019-04-26付）

新任の抱負を述べる砂川新会長

　【岩見沢発】空知校長会は４月上旬、空知合同庁舎で３１年度総会・研修会を開いた。活動方針や業務計画を決定し、管内教育の充実・発展に向けて取組を進めていくことを確認。役員改選では、新会長に岩見沢市立南小学校の砂川昌之校長を選出した。

　主催者を代表して太田智子副会長があいさつ。「１０５人の校長が足並みをそろえて、子どもたちのために真の優しさと覚悟をもって進んでいきたい」と述べた。

　来賓祝辞では、空知教育局の竹林亨局長が登壇。学校経営者として、学びの質を高める学校の取組を適切な意図のもと、自身の言葉で説明することなどを求めた。

　その上で、管内すべての校長が価値観を共有し、取組を進めていく必要性を強調。「校長会が一丸となり、管内教育を推進していただくようお願いする」と述べた。

　空知管内市町教育委員会教育長会の三角光二会長は、校長に求められる姿を紹介。「校長会の力量をさらに発揮してもらいたい」と呼びかけた。

　議事では、３０年度の事業・会計決算報告に続き、３１年度における活動方針と重点を承認。空知の教育の充実・発展を目指し、明確な学校経営ビジョンに基づく魅力ある学校づくりにリーダーシップを発揮していくとした。

　続いて各部が本年度の活動方針・業務計画を説明。１１月に岩見沢市内のホテルサンプラザで学校経営研究会を開催することなどを決めた。

　このあと役員を改選。新会長に岩見沢市立南小の砂川校長を選出した。砂川新会長は、空知の課題解決に向けて尽力してきた先人の取組を引き継ぐ重要性を強調。「新役員の力を合わせて本会の役割を果たしていく」と決意を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝砂川昌之（岩見沢市立南小・新）

▽副会長＝太田智子（奈井江町立奈井江中）、佐々木祐治（岩見沢市立幌向小・新）

▽事務局長＝鎌田浩志（岩見沢市立北村中・新）

▽事務局次長＝喜多慎治（岩見沢市立中央小・新）

▽監査委員＝太田康彦（栗山町立栗山中・新）、岡山宏文（三笠市立三笠小・新）

(関係団体 2019-04-26付)