公民館協会十勝支部が総会　役割意識し議論活発に　再任の高橋支部長要請

（関係団体 2019-05-17付）

６市町から６人が参加した

　【帯広発】道公民館協会十勝支部は７日、十勝合同庁舎で総会を開いた。６町村から６人が参加。再任された高橋慎支部長（浦幌町中央公民館長）は、地域活性化に当たって公民館が果たす役割を意識するよう呼びかけた。

　同支部は、十勝地区の公民館および類似施設が相互に連携して振興を図ることを目的に平成２９年に発足。

　高橋支部長があいさつ。人生１００年時代には高齢者から若者まで活躍する場があり、すべての人が元気に活躍を続けられる社会の必要性を指摘。町の活性化を図る上での公民館の役割について「住民参画による課題解決や地域づくり、さらには地域防災の拠点としての役割を意識して、より活発な議論を期待する」と述べた。

　続いて、十勝教育局の西村公弘次長が登壇。日ごろの地域における生涯社会教育の構築に向けた社会教育充実への取組に謝意を示すとともに「これまで培ってきた地域との関係を生かしながら、人づくり、つながりづくり、地域づくりが推進されることを期待する」と呼びかけた。

　議事に移り、３０年度事業として行われた管内公民館および公民館類似施設職員研修には７町村から職員・高校生・教諭ら１９人が参加したことを伝えた。

　本年度事業計画と収支予算、役員改選について審議。役員については全員が再任となった。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝高橋慎（浦幌町中央公民館長）

▽副支部長＝阿部雅行（中札内村教委教育次長）

▽監事＝村田修（大樹町教委社会教育課長兼図書館長兼B＆G海洋センター所長兼武道館長）

(関係団体 2019-05-17付)