道特別支援副校長・教頭会が総会　新会長に野戸谷副校長　教育進展につながる活動を

（関係団体 2019-05-17付）

抱負を語る野戸谷新会長

　道特別支援学校副校長・教頭会は１３日、札幌市内の道立特別支援教育センターで令和元年度総会を開いた。新会長に札幌視覚支援学校の野戸谷睦副校長を選出するなどした役員選挙結果を報告した。野戸谷新会長は「本道特別支援教育の進展につながる活動を進めたい」と抱負を述べた。

　開会あいさつに立った野戸谷新会長は、特別支援学校の学校運営において「障がいのある児童生徒一人ひとりの能力や可能性を伸ばし、自立と社会参加が図られるよう、学びの環境を整え、専門性、質の高い教育を提供することが求められている」と強調。その上で「本会の充実は北海道全体の特別支援教育の充実に直結する」とし、本年度の取組がこれまで以上に会の充実・発展につながることができるよう協力を求めた。

　続いて、道立特別支援教育センターの小原直哉所長、道教委特別支援教育課の柏木拓也主幹、道特別支援学校長会の高橋勝利副会長がそれぞれ来賓あいさつした。

　議事に移り、本年度事業計画を決定。研修関係では、８月７日から２日間、札幌市内の道自治労会館で夏季研究協議会を開くことや、令和２年１月１０日にホテルライフォート札幌で冬季研究協議会を開催することなどを決めた。

　また、過日開かれた令和元年度役員選挙の結果を報告。

　野戸谷新会長は「会のこれまでの理念や方針を継承し、本道特別支援教育の進展につながる活動を進めたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝野戸谷睦（札幌視覚支援副校長・新）

▽副会長＝佐伯正文（新篠津高等養護副校長・新）、岩佐延寿（小樽高等支援副校長）、小山学（市立札幌みなみの杜高等支援教頭）

▽事務局長＝上村喜明（拓北養護副校長）

▽監事＝星野健史（真駒内養護副校長・新）、益満等之（市立北翔養護教頭）

(関係団体 2019-05-17付)