研究協議会を年５回　テーマ・活動計画決定　道高校長協会普通部会調査研究委員会

（関係団体 2019-05-17付）

新主題のもと研究を進めることを確認した

　道高校長協会普通部会調査研究委員会は９日、ホテルライフォート札幌で令和元年度第１回研究協議会を開いた。本年度から２ヵ年研究のテーマや、本年度は研究協議会を年５回開催するなど活動計画を決めた。

冒頭、普通部会の根上和也部会長（大麻高校長）があいさつ。「普通部会の調査研究委員会の取組が全国的に注目されている。本年度は、新しい主題のもと、組織的な調査研究・提言をする中で、委員相互の資質・能力の向上を図っていただきたい」と呼びかけた。

　研究協議に移り、平成３０年度の調査研究の経緯・内容を報告。つぎに、令和元年度から２ヵ年の研究主題、研究副題などを審議した。

　令和元年度の普通部会の研究主題「北海道の新たな時代を拓く普通科教育の創造」のもと、調査研究委員会として研究副題に「新しい社会に対応した普通科教育の在り方」を設定。教育の質の確保やキャリア教育、グローバル化に対応する教育、地域・社会の期待に応える教育等の推進を踏まえつつ、「新しい社会に対応した普通科教育」に求められる学校経営や学校づくりについて調査研究を進めることとした。

　２ヵ年研究の１年次に当たる本年度は、普通科本来の在り方を踏まえながら、「新しい社会に対応した普通科教育」を推進するため、求められる取組や実施に当たっての学校経営上の課題を明らかにし、その実施や課題解決に向けた方策などについて調査研究を行う。

　また、活動計画では本年度、６月３・４日の第２回をはじめ、研究協議会を年５回開催することを決定した。

(関係団体 2019-05-17付)