道高校教頭・副校長会が総会等　新会長は札幌月寒・鈴木氏　１１月に第２回研究協議会

（関係団体 2019-05-20付）

鈴木浩新会長

　道高校教頭・副校長会は１５日から２日間、ホテルライフォート札幌で令和元年度総会・第１回研究協議会を開いた。道内各地から会員約３００人が出席。第２回研究協議会の開催などを盛り込んだ本年度事業計画を決定した。役員改選では、新会長に鈴木浩会長代行を選出した。

　開会に当たり、鈴木会長代行があいさつ。道内における教育情勢にふれた上で「多くの先輩方の伝統と歴史を引き継ぎつつ、今後取り組む事業を教頭・副校長としての資質・能力の向上や会員相互のネットワークの充実、次代を担う子どもたちの成長などにつなげたい」と述べた。

　続いて、道教委の佐藤嘉大教育長、札幌市教委の相沢克明学校教育部長、道高校長協会の宮下聡会長、全国高校教頭・副校長会の針馬利行事務局長がそれぞれ来賓あいさつ。佐藤教育長は、①魅力ある高校づくり②働き方改革の推進③不祥事の防止―の３点を要請し、同会のさらなる発展を祈念した。

　議事に移り、平成３０年度の事業や決算報告などを行ったあと、本年度の役員や事業計画を審議した。

　役員改選では、新会長に鈴木会長代行を選出。鈴木新会長は「これまで会が果たしてきた役割を引き継いでいくとともに、さらなる本道高校教育の充実・発展に向け、新役員一同力を合わせて取り組んでいく」と抱負を述べた。

　事業計画には、１１月１５日にホテルライフォート札幌で第２回研究協議会を開くことなどを盛り込んだ。

　このあと、研究協議会を行い、全体会Ⅰとして、道教委の相馬哲也教育指導監と道高校長協会の宮下会長が講話。続く全体会Ⅱでは、提言・研究協議を行った。

　２日目は、３分科会に分かれて研究発表・協議を実施した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝鈴木浩（札幌月寒副校長・新）

▽副会長＝津嶋拓慈（石狩翔陽副校長・新）、瀧澤共喜（札幌東副校長・新）、大谷健介（有朋副校長・新）、中村正人（市立札幌平岸副校長）、久保木崇（とわの森三愛教頭）

▽監事＝太田吉祐（札幌北副校長・新）、熊谷修司（市立札幌清田副校長・新）

▽事務局長＝矢橋佳之（札幌英藍副校長）

(関係団体 2019-05-20付)