１１月に研究大会など　檜山中・高連絡協が総会　新会長は髙橋江差高校長

（関係団体 2019-05-20付）

管内教育の充実を呼びかける髙橋会長

　【函館発】檜山管内中学校・高校連絡協議会は１０日、江差町保健センターで総会・研究協議会を開いた。本年度の活動方針案や活動の重点、事業計画案などを審議。１０月にせたな町で授業交流会、１１月に江差町で研究大会を開催することなどを決定した。

　はじめに、髙橋敏史会長があいさつ。協議会の意義と活動の重要性を説明し「全国的に少子化が進み、世の中が変化している」と強調した。

　その上で「本会での情報交流や研究を、管内の教育の充実につなげていきたい」と呼びかけた。

　檜山教育局の中野公徳次長と江差町教委の太田誠教育長が祝辞。中野次長は「協議会での情報交流や意見交換を通して、管内の子どもたちの成長につなげてほしい」と期待した。

　議事では、前年度の会務、会計決算、監査報告に続き、本年度の活動方針、事業計画、予算を協議。活動方針では、「生徒指導」「高校入選改善や間口、高校再編成の諸課題」「教育課程編成上の諸課題」の３つに関する実態調査と研究協議の推進を重点事項とした。

　事業計画では、１０月にせたな町で授業交流会、１１月に江差町で研究大会を開催することを確認。役員改選と合わせて承認した。

　総会終了後、各部会に分かれて活動計画の作成や研究協議を実施した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝髙橋敏史（江差高校長・新）

▽副会長＝上野秀俊（上ノ国高校長・新）、太多弘之（江差町江差北中校長・新）

▽事務局長＝古俣みきお（せたな町北檜山中校長）

(関係団体 2019-05-20付)