８月に音更で十勝の集い　道教育振興会が定期総会

（関係団体 2019-05-21付）

公正な教育世論の喚起・醸成と交流を図っていく

　道教育振興会（工藤達成会長）は１６日、ホテルライフォート札幌で令和元年度定期総会を開いた。基本方針「今日の我が国の教育の動向を見極め、克服すべき教育課題をとらえ、北海道教育の正常化と活性化に寄与する」のもと、「公正な教育世論の喚起・醸成と交流を図る」などを重点とした活動計画を決定。事業計画には、第３５回「北海道の教育を考える会～十勝の集い」や第１８回北海道教育会議の開催、会報『教育振興』の発行などを盛り込んだ。

　開会に当たり、工藤会長があいさつ。同会がことしで創立４５周年を迎えることにふれ、「創立以来、子どもたちの心豊かでたくましい成長を願い、北海道の教育の様々な課題をとらえ、公正な教育世論の形成を図ってきた」と振り返った。

　その上で、「今後も未来を担う子どもたちの成長・発展を願って基本方針に基づいた各事業・活動を推進していく」との考えを示した。

　引き続き、来賓の道教委の相馬哲也教育指導監、札幌市教委の佐藤圭一教育課程担当課長がそれぞれ祝辞を述べた。

　議事に移り、本年度活動方針、事業計画を審議。

　活動方針では、基本方針に「今日の我が国の教育の動向を見極め、克服すべき教育課題をとらえ、北海道教育の正常化と活性化に寄与する」を掲げ、活動の重点として「公正な教育世論の喚起・醸成と交流を図る」「各事業のより効率的な展開を図る」など５点を定めた。

　事業計画では、第３５回「北海道の教育を考える会～十勝の集い」（８月３１日、音更町文化センター）や第１８回北海道教育会議（令和２年１月３１日、ホテルライフォート札幌、道退職校長会との共催）を開くことなどを決めた。また、「青少年に夢と希望を」作文コンクールの実施や会報『教育振興』の発行なども計画に盛り込んだ。　

　役員については、任期が平成３０年度から２ヵ年となっており、工藤会長をはじめ、全役員が引き続き務めることを確認した。

　役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝工藤達成

▽副会長（専任）＝濱田美樹

▽監事＝栗原清昭、大久保慧、中島巖

(関係団体 2019-05-21付)