札幌市学校保健会が理事会・評議員会　健康つくる実践力育成を　運営計画　１２月に研究大会

（関係団体 2019-05-21付）

本年度の運営計画を決定した

　札幌市学校保健会は１３日、市医師会館で令和元年度第１回理事会・評議員会を開いた。１２月に研究大会を開くなど、本年度の運営計画を決定。松家治道氏を会長とする役員体制について確認した。

　冒頭、松家会長があいさつ。体や心の健康問題のほか、同会の研究にふれ「今後も子どもたちの心身の健やかな育みのため、情報を共有し、それぞれの立場で普段実践している力を存分に発揮してほしい」と呼びかけた。

　議事では、前年度の会務報告などのあと、本年度の運営計画を協議。研究テーマを「児童生徒自らが健康を創りだす実践力の育成」と決定した。

　運営方針では、「学校保健活動の充実」「所属団体の連携」の２点を設定。学校保健活動の充実では、学校保健事業の充実を図り、生涯健康につなげる活動を行うこととした。

　また、研究部会では、生涯健康に向けて「子どもが自分のこととして考える教材化と指導の工夫」「子どもの思考を支える専門家のかかわり」を視点として研究を進めていくこととした。

　研修会を６月１９日、研究大会を１２月７日に開催する方向で準備を進めていくことを決定した。

　また、松家氏を会長とする役員体制についても確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝松家治道（医師会）

▽副会長＝長谷直樹（医師会）、田村宏（歯科医師会）、宮下元樹（学校薬剤師）、辻尚樹（小学校長会・新）、小関弘昭（中学校長会・新）、網谷和彦（高校・特別支援学校長会・新）

▽事務局長＝岸泰弘（札幌市学校保健会事務局・西野第二小）

(関係団体 2019-05-21付)