道公教第５４回総会研修会　新会長に安田氏選出　教頭が力合わせ課題解決

（関係団体 2019-05-22付）

安田仁昭新会長

　道公立学校教頭会（＝道公教）は１７日、札幌サンプラザで第５４回総会研修会を開いた。９月２０・２１日の第５３回道公教研究大会後志大会開催など、本年度の活動計画を決定した。役員改選では、札幌市立北野台中学校の安田仁昭教頭を新会長に選出。安田新会長は山積する教育諸課題の解決に向け、道内の教頭が力を合わせるよう呼びかけた。

　冒頭、稲上敏男会長があいさつ。前年度の第６０回全国公立学校教頭会札幌大会では、オール北海道・チーム北海道の連携した取組が全国の教頭から高い評価を受けたと報告。学校の働き方改革を進めるため、教員の意識改革のみならず、勤務実態に関する情報を発信する必要性を示した。

　続いて、道教委の上林宏文教育指導監、札幌市教委の相沢克明学校教育部長が来賓あいさつ。上林教育指導監は、力強い学校改善を進めるスクールリーダーとしての行動力が重要とし「学校経営の要としてリーダーシップを発揮してほしい」と期待した。

　議事に入り、本年度の活動方針、活動の重点、活動計画を決定。活動方針では、研究主題「豊かな人間性と創造性を育み未来を拓く学校教育」、サブテーマ「豊かな心とたくましく生きる力を育む　活力ある学校づくりの推進」のもと、第１４次３ヵ年継続研究の総括を行うことを確認した。

　活動計画では、９月２０・２１日に岩内地方文化センターなどを会場に第５３回研究大会後志大会の開催を決定した。

　役員改選では、新会長に札幌市北野台中の安田教頭を選出。

　安田新会長は、山積する教育諸課題の解決に向け、教頭の果たす役割がますます重要になると強調し「全道の教頭が力を合わせることで、解決の糸口はみえてくる。教頭としての魅力や力量をつながりの中で高めたい」と述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝すべて新任、敬称略＝

▽会長＝安田仁昭（札幌市北野台中）

▽副会長＝葛西良信（小樽市潮見台小）、佐藤忍（旭川市朝日小）、半田啓一（函館市北美原小）、松野岳彦（岩見沢市緑中）、信田雅守（北見市三輪小）、岡田一伸（札幌市平岡公園小）

▽事務局長＝斎藤弘樹（札幌市伏古小）

▽会計＝吉本将樹（札幌市星置中）

▽監査＝後藤章夫（江別市江別第一小）、豊田央（東川町東川小）、佐々木弘司（せたな町北檜山中）、北上剛（安平町追分小）、櫻井順（標茶町標茶小）、正岡宏樹（札幌市明園中）

(関係団体 2019-05-22付)