道視覚障害教育研究会が評議員会　１１月　函館盲で研究大会　役員改選　木村会長を再任

（関係団体 2019-05-22付）

４校を遠隔システムで接続した

　道視覚障害教育研究会（木村浩紀会長）は１０日、札幌視覚支援学校で本年度第１回評議員会を開いた。新たな取組として、道内の視覚特別支援学校４校を遠隔ＴＶシステムで接続し、同時中継・双方向通信で会議などを実施。事業計画では、１１月に函館盲学校で研究大会を開くことを盛り込んだ。

　道内の視覚特別支援学校の諸問題についての協議を行い、本道の視覚障害教育の充実と発展を図ることが目的。

　木村会長があいさつ。「時代の変化に合わせ、遠隔ＴＶシステムを使って会議ができることをうれしく思う」と述べ、「きたんのない意見交流をしながら、より良い形で協議することができたら」と期待した。

　議事では、本年度の事業計画や予算を審議。事業計画では、１１月１４日から２日間、函館盲で研究大会を開催することなどを決めた。

　また、第２回評議員会でも遠隔ＴＶシステムを使って４校を接続することを確認した。

　役員改選では、会長に札幌視覚支援学校の木村校長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝木村浩紀（札幌視覚支援校長）

▽副会長＝坂下浩寿（旭川盲校長）

▽監査＝秋山卓也（函館盲教頭・新）

▽事務局長＝森田浩司（札幌視覚支援教頭）

(関係団体 2019-05-22付)