札幌市学級経営研究会が総会　２学期に研究大会開催　役員改選　佐藤会長を再任

（関係団体 2019-05-23付）

　札幌市学級経営研究会は４月下旬、市内のちえりあで総会を開いた。２学期に札幌市学級経営研究大会を開催するなど、本年度の研究推進計画を決定。役員改選では、佐藤政美会長を再任した。

　議事では前年度活動報告、会計決算報告などを承認。本年度の研究推進計画や会計予算などを審議し、原案どおり決定した。　

　本年度は研究主題を「一人一人がいきいきと楽しく活動する学級～学び合い、支え合い、高め合う」に設定。これまでの研究成果を踏まえ、「学級集団と個の状態を適切にとらえる方法を学ぶ」「学級集団の状態に応じた、有効な指導行動を学ぶ」「学級集団の状態に応じた、有効な授業の構成、効果的な展開を学ぶ」の３つの研究内容に基づき、研究を進めていくこととした。

　活動計画では、２学期に稲積小学校で学級経営研究大会を開催することを確認。７月３０日にアンガーマネジメントコンサルタントの長縄史子氏を講師に夏の研修会を、来年１月１０日に、早稲田大学教育学部の河村茂雄教授を講師に、冬の研修会を開くことを決定した。

　総会後は第１回学習会を開催。盤渓小学校の伊藤宣喜教諭が自身の実践から今後の学級経営について、北都小学校の平山佑樹教諭がＱ―Ｕの基礎についてそれぞれ説明した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝佐藤政美（八軒北小校長）

▽副会長＝藤島健志（元常盤小校長）、平田秀樹（元手稲西校長）

▽事務局長＝伊藤宣喜（盤渓小教諭）

(関係団体 2019-05-23付)