道エネルギー環境教育研究委が総会　小池新委員長を選出　１１月に札幌で研究大会

（関係団体 2019-05-23付）

小池新委員長

　道エネルギー環境教育研究委員会は１８日、ＴＫＰ札幌ビジネスセンター赤レンガ前で令和元年度総会を開いた。役員会で決定した本年度活動計画、役員などを報告。活動計画には、１１月に札幌市で研究大会を開くことを盛り込んだ。役員では、札幌市立平岡中学校の小池千秋校長が新委員長に就任した。

　あいさつに立った小池新委員長は、新学習指導要領の全面実施などを見据え、本年度から新たな研究仮説のもと、研究活動を進めることを表明。１１月の研究大会でその検証を行う考えを示した。

　役員会で決定した本年度活動計画などについて、担当者が報告。

　本年度研修主題は「“生きる力”を培うエネルギー環境教育の実践」、副主題は「持続可能な社会を目指し、自ら行動する力を育むエネルギー環境教育」とした。また、新学習指導要領の全面実施や国のエネルギー施策を見据え、新たな研究仮説を設定した。

　活動計画には、第８回道エネルギー環境教育研究大会札幌大会（１１月２９・３０日、札幌市立藻岩小・ホテルライフォート札幌）、全体研修会（２年２月１５日、ホテルライフォート札幌）、道内エネルギー環境関連施設視察研修の開催を盛り込んだ。

　総会後、研修会を開き、エコット政策研究センターの中岡章氏が「日本のエネルギーの未来とエネルギー環境教育」と題して講演した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝小池千秋（札幌市立平岡中校長・新）

▽幹事長＝成田昭人（札幌市立北白石中校長・新）

▽幹事＝田口拓也（開発部会長、札幌市立琴似小校長・新）、熊谷誠二（研究部会長、札幌市立前田北中校長）、山下豊（広報部会長、札幌市立石山中校長）、杉山憲一郎（大学代表、北海道大名誉教授）

(関係団体 2019-05-23付)