道国公立幼・こども園教育研総会　新会長に伊藤氏選任　７月　第３ブロック大会

（関係団体 2019-05-24付）

伊藤新会長

　道国公立幼稚園・こども園教育研究会は１８日、ホテルライフォート札幌で定期総会を開いた。７月に檜山・渡島管内で第５７回道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第３ブロック大会を開くなど、本年度の事業計画・活動計画を決定。役員改選では、新会長に東川町幼児センターの伊藤和代所長を選任した。

　冒頭、福原幸江会長があいさつ。前年度の上川大会が貴重な研修の機会だったことを振り返ったほか、幼稚園教育要領の全面実施が２年目となったことにふれ「幼児教育を取り巻く環境は急激に変化している。本会が全道各地の優れた実践の交流や、新たな情報提供の場になることを願う」と話した。

　続いて、道教委義務教育課の田中智則主査と札幌市教委の野切卓幼児教育センター担当課長があいさつした。

　議事では、前年度の会務報告・各部活動報告、会計決算監査報告を承認。本年度の事業計画・各部活動計画を決定した。

　推進の重点として、「会員相互の研究交流のため、充実した広報活動の推進に努める」「令和元年度第３ブロック大会が充実した研究大会になるよう推進に努める。令和２年度第５ブロック大会の準備を進める」など４点を据えた。

　また、平成２９年度から４年継続研究の３年次目として大会主題「“生きる力”の基礎をはぐくむ幼児教育の充実」、副主題「幼児の豊かな遊びや園生活を支える保育者の役割」のもと、７月２６・２７日に檜山・渡島管内で第５７回道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第３ブロック大会を行うこととした。

　役員改選では、新会長に東川町幼児センターの伊藤所長を選任。伊藤新会長は、諸先輩が築いた同会の歴史などにふれ「気持ちを引き締めて頑張っていきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝伊藤和代（東川町幼児センター所長・新）

▽副会長＝鎌田郁美（せたな町認定こども園きたひやま園長）、武山倫子（標茶町標茶幼園長・新）

▽監査＝畠山幸男（釧路市マリモ幼園長）、加藤貴子（札幌市あつべつきた幼園長・新）

▽事務局長＝笹山雅司（札幌市もいわ幼園長）

(関係団体 2019-05-24付)