十勝管内教委連が定例総会開く　１０月に教育を考えるつどい　役員改選　宮原会長を再任

（関係団体 2019-05-24付）

本年度の事業計画について審議した

　【帯広発】十勝管内教育委員会連絡協議会は１３日、ホテル日航ノースランド帯広で令和元年度定例総会を開いた。１０月に中札内村で十勝教育を考えるつどいを開催することなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、宮原達史会長（音更町教育長）を再任した。

　冒頭、宮原会長と顧問を務める十勝教育局の大橋則之局長があいさつ。

　宮原会長は「社会の変化がますます加速する現代において、子どもたちが生きていくために必要な資質・能力を身に付けることを助けていくことが、我々教委連の使命」と強調。各市町村において、十勝教育の日の趣旨を理解し、「十勝はひとつ」のスローガンのもと、継続的・発展的に地域や家庭と連携を図りながら取組を進めることを期待した。

　大橋局長は前年度の管内教育について、子どもの学力向上などの成果を振り返った。その上で、管内教育の課題として「中高生の英語コミュニケーション能力の低さ」などを指摘し、「引き続き適宜情報提供するとともに、各市町村や学校の取組を支援していきたい」との考えを示した。

　議事に移り、平成３０年度事業や決算の報告事項を承認したあと、本年度事業計画、予算について審議。１０月に中札内村で十勝教育を考えるつどいを開くことを決めた。

　役員改選では、宮原会長を再任した。

　このあと、十勝教育研究所から、本年度の運営計画や事業計画などの説明があった。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝宮原達史（音更町

教育長）

▽副会長＝臼井あや子（鹿追町委員）、久門好行（浦幌町教育長）

▽監事＝櫻井康雄（豊頃町委員）、武田孝憲（芽室町教育長）

(関係団体 2019-05-24付)