道国語教育連盟が常任委員会　１０月に研究札幌大会開催　役員改選　若松委員長再任

（関係団体 2019-05-24付）

本年度の事業計画、活動方針など決めた

　道国語教育連盟は１８日、ホテルライフォート札幌で令和元年度常任委員会を開いた。１０月に第７４回道国語教育研究大会札幌大会を開催するなど、本年度活動方針を決定。役員改選では、若松広美委員長を再任した。

　冒頭、若松委員長があいさつ。前年度の函館大会の成果にふれたほか、円滑な大会運営について感謝の意を示した。また、新しい時代を生きる児童生徒の読解力や語い力などを育成するため、言葉を自覚的にとらえ、自ら思考・判断・表現する学びの重要性を強調。「これからも確かで豊かな実践的研究をしっかりと積み上げ、北海道の国語教育の道しるべとなっていくこと、北海道の児童生徒が言葉の担い手として前を向いて進んでいけるようにすることが私たちの使命」と呼びかけた。

　議事に入り、本年度の事業計画、予算などを審議し決定。全体事業計画では、「令和元年度道国語教育研究大会の成功に向けて、全国および道内各地との国語研究における連携を深める」「国語教育にかかわる実践資料の収集や国語教育の振興につながる調査活動に努める」などを活動の基本方針に掲げた。

　また、１０月１１日に第７４回道国語教育研究大会札幌大会を開催することなどを確認した。

　役員改選では、若松委員長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽委員長＝若松広美（札幌市星置東小）

▽副委員長＝松岡伸之（釧路市北中）、山田洋（幕別町幕別小）、林貞年（札幌市中央小・新）、黒澤敏行（札幌市陵北中・新）、神林宏行（旭川市西神楽中・新）、大浦久美子（函館市青柳小・新）

▽事務局長＝葛西孝之（札幌市柏中）

▽会計局長＝木村佳子（札幌市常盤中・新）

(関係団体 2019-05-24付)