函館教育経営研究所が総会　８月に教育経営講演会　円山会長、小笠原所長ら再任

（関係団体 2019-05-23付）

本年度の運営方針や事業計画などを決めた

　【函館発】函館教育経営研究所は１８日、法華クラブ函館で令和元年度総会を開いた。本年度の活動方針などを協議。資質・能力の向上に向け、８月に夏季教育経営講演会を開くことなどを決めた。

　はじめに、小笠原愈所長が、前年度の運営を総括。１年間の活動を振り返るとともに幅広い年代の所員の活躍に敬意を表した上で、「多くの活動が所員たちの能力向上につながっている。ますますの発展に期待している」と呼びかけた。

　つぎに、前年度の事業、決算、会計監査報告を行い、それぞれ承認。

　引き続き、本年度の運営計画、運営方針、事業計画、予算を審議。運営方針には、教育講演会や研修会の開催など９つを設定した。

　事業計画では、８月に夏季教育経営講演会、１１月に教育実践力向上研修講座を開催することを盛り込み、所員個々の資質・能力の向上を図っていくとした。

　また、運営体制については、会長に円山博司氏、所長に小笠原氏を再任した。

　総会後、研究紀要『教育の眼　経営の眼』第２６号で、調査・研究を担当した所員が研究の成果と今後の課題を説明。さらに、小笠原所長が「学校経営の改善に向けて～学習指導要領の移行措置と働き方改革を中心に」と題し講演した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝円山博司

▽所長＝小笠原愈

▽監査＝鈴木敏文（函館市本通小校長）、新谷公康（函館市北美原小校長）、佐々木正幸（函館市桔梗小校長）、長谷川秋美（函館市北星小校長）

▽事務局長＝長縄達幸（函館市柏野小教頭）

(関係団体 2019-05-23付)