札幌市ＰＴＡ協議会が定期総会　１０月に日Ｐ道研究大会　事業計画決定　土田会長再任

（関係団体 2019-05-23付）

本年度運営方針には４点を掲げた

　札幌市ＰＴＡ協議会は２１日、ロイトン札幌で２０１９年度定期総会を開いた。１０月に開かれる第６６回日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会札幌大会に向けて準備を進めるなど、本年度の運営方針や事業計画を決定。役員改選では土田修会長を再任した。

　冒頭、土田会長があいさつ。昨年度に協議会が７０周年を迎えたことにふれ、記念誌の発行や祝賀会の開催などに対する会員の協力に感謝の気持ちを示した。

　また、年号が平成から令和に変わったことについて「ＰＴＡの活動は変わらず続けたい」と述べ、引き続き子どもたちのために取り組んでいく方針を示した。

　来賓祝辞では、札幌市教委の檜田英樹教育次長、札幌市小学校長会の舘岡秀孝副会長が登壇。このうち、檜田教育次長は、学校と家庭での子ども観の共有に向けて『さっぽろっ子“学び”のすすめ』を作成・配布していることを紹介。「学校・家庭・地域が手を携えながら、さらにいろいろな施策を進めていきたい」と述べた。

　議事では、前年度の会務報告・一般会計決算報告などを行ったあと、本年度の運営方針および事業計画について決定した。

　運営方針は、「ＰＴＡの原点である“子どものため”を、“自分の子どものため”“学校の子どものため”“社会の子どものため”として、社会の未来を担う子どもたちの幸せを願い、安全・安心で豊かな学校生活を送れるように、学校・地域との連携・協働を目指す」など４点とした。

　事業計画では、１０月１２・１３日に札幌市教育文化会館などで開かれる第６６回日本ＰＴＡ北海道ブロック研究大会札幌大会に向けて、大会実行委員会を中心に、各区Ｐ連の運営委員会と綿密な連携を図ることなどを盛り込んだ。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝土田修（東区Ｐ連、北栄中）

▽副会長＝荒山睦子（北区Ｐ連、太平中）、松山ひとみ（西区Ｐ連、発寒東小）、大江紋（厚別区Ｐ連、厚別中）、池田幸一（白石区Ｐ連、北白石中・新）、川又苗穂美（手稲区Ｐ連、手稲北小・新）、舘岡秀孝（小学校長会、屯田南小・新）、小路徹（中学校長会、中島中）、菅原由美（幼稚園・こども園長会、はまなす幼・新）

(関係団体 2019-05-23付)