道退職校長会第５５回定期総会　新会長に黒坂氏選出　１０月９日　地域懇談会開催

（関係団体 2019-05-22付）

黒坂由紀子会長

　道退職校長会は１７日、ホテルライフォート札幌で第５５回令和元年度定期総会を開いた。本年度活動方針や、事業計画を決定したほか、役員改選を行い黒坂由紀子氏を新会長に選出。黒坂新会長は、同会に所属しているよさを会員に感じてもらえるよう活動していくと決意を示し、協力を求めた。

　はじめに永峰貴会長があいさつ。昨年発生した北海道胆振東部地震の際、被害の大きかった支部の会員に見舞金を贈呈したことを報告した。

　また、新規会員の入会率が低下していることにふれ、入会率の増加を全会員で取り組むべき事項であることを伝えた。

　このほか、「教育支援活動に力を入れるとともに現職とつながる活動を、現職の応援団としての役割を精一杯果たす」とし、今後も、一層の支援活動を行う考えを示した。

　来賓として道教委の池野敦義務教育課長、札幌市教委の相沢克明学校教育部長、全国連合退職校長会の藤崎武利常任理事がそれぞれ祝辞を述べた。

　議事に移り、本年度活動計画・事業計画を審議。活動方針には、「支部と本部、ならびに支部間相互の連携を一層深め、組織の強化とその活性化を図る」など５点を定めた。

　事業計画では、地域懇談会を１０月９日に札幌北支部が主管で、ホテルライフォート札幌を会場に実施することを決めた。

　役員改選では、黒坂氏を新会長に選出。黒坂新会長は目まぐるしく変化する社会情勢にふれ、「課題も山積しているが、少しでも本会に所属しているよさを感じていただけるように、しっかりと向き合っていきたい」と語った。

　役員はつぎのとおり（任期は令和元年度から２年間）。＝敬称略＝

▽会長＝黒坂由紀子・新

▽副会長＝福田賢治（札幌）、丸尾清一（札幌）、七田繁（旭川・新）、武田隆雄（函館・新）、永田貴信（小樽）、神林利行（十勝・新）

▽監事＝小野寺一男（石狩・新）、大脇基樹（空知・新）、佐藤貢（胆振・新）

▽理事長＝田崎一郎・新

▽副理事長＝佐藤晴樹・新、本間道子

▽事務理事＝千田薫

(関係団体 2019-05-22付)