札私幼が定時総会開く　質の高い保育実現へ　少子化、人材確保に対応を

（関係団体 2019-05-21付）

前田会長は、質の高い保育の実現に向けて抱負を述べた

　札幌市私立幼稚園連合会（＝札私幼、前田元照会長）は１７日、市内の札幌ガーデンパレスで令和元年度定時総会を開いた。前年度の事業報告のほか、本年度の事業計画などを承認した。

　冒頭、前田会長があいさつ。少子化や人材確保など、課題が山積している中で「力を結集して取り組んでいかなければ」と話した。また、「質の高い保育を実現したい」と抱負を述べ、総会が園の運営の道標となるよう期待した。

　続いて、札幌市の町田隆敏副市長が祝辞。一時預かり保育への対応に感謝の気持ちを述べたほか「引き続き理解、協力を」と求めた。

　議事に移り、前年度の事業報告や決算報告、監査報告を行った。

　また、２月１８日に開かれた臨時総会で、本年度の事業計画案・予算案が承認されたことを報告した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝前田元照（百合が原幼）

▽副会長＝藪淳一（大通幼）、丸谷雄輔（札幌ゆたか幼）、中村みどり（札幌白樺幼）

▽振興委員長＝太田真理（しろいし幼）

▽研究委員長＝芝木孝満（認定こども園なかのしま幼）

▽広報委員長＝米永桃子（澄川幼）

▽認定こども園委員長＝古川多三和（森の幼）

▽北私幼等担当理事＝前鼻英蔵（西野桜幼）

▽専務理事＝坂本将司（札私幼事務局）

(関係団体 2019-05-21付)