札幌市立幼の在り方検討会議　方針策定へ２９日初会合　幼児教育の動向共有し意見交換

（市町村 2019-05-27付）

　札幌市幼児教育センターは、市立幼稚園の在り方検討会議の初会合を２９日に開く。幼児教育の推進に向け、今後の市立幼稚園の方向性などを記した「市立幼稚園の在り方（方針）」を策定するもの。初会合では、幼児教育に関する国の動向や市の取組について事務局が説明するほか、委員が市立幼稚園の在り方について意見を交換する。

　市立幼稚園・認定こども園では、研究実践園としてこれまで幼児教育における研究・研修などを実施。認定こども園など多様な施設での幼児教育が増えていることから、市では、今後の市立幼稚園の在り方について検討する同会議を設置することとした。

　委員は、市が選任する学識経験者などのほか、公募する市民委員を合わせて１２人。４回程度会議を開き、今後の市立幼稚園の在り方について意見を募る。

　委員からの意見を参考に、「市立幼稚園の在り方（方針）案」を９月以降にも作成。年度末までに策定する予定。

(市町村 2019-05-27付)