新・子ども未来プランの後継計画―札幌市　７月にニーズ調査結果　原案作成へ２回程度会議

（市町村 2019-05-30付）

　札幌市子ども未来局は、昨年１２月に子育て世帯を対象に実施したニーズ調査の結果を７月上旬開催予定の札幌市子ども・子育て会議で報告する。「新・さっぽろ子ども未来プラン」の後継計画の策定に向け、委員から意見を募る。その後２回程度の会議を通して、原案を作成。パブリックコメントなどを経て、年度末までに計画を策定する予定だ。

　プランは、子どもの権利の推進と子どもの育ちや子育てを総合的に支援する計画。

　市子ども未来局は、平成２６年度までを計画期間とする次世代育成支援対策推進行動計画「さっぽろ子ども未来プラン」を１６年度に策定した。また、２７年度には「新・さっぽろ子ども未来プラン」を策定。基本理念「子どもの権利を尊重し、子どもの輝きがすべての市民を笑顔で結ぶまち」のもと、「幼児期の学校教育・保育の質の向上」「充実した学校教育等の推進」「障がいのある子ども・発達が気になる子どもへの支援の充実」などの施策を推進してきた。

　本年度、「新・さっぽろ子ども未来プラン」の計画期間が満了となることから、子育て施策をめぐる新たな課題に対応する施策を盛り込んだ後継計画を策定することとした。

　計画期間は令和２年度から５年間。

　計画策定に当たって、昨年１２月に子育て世帯を対象としたニーズ調査を実施した。７月上旬開催予定の市子ども・子育て会議で委員にニーズ調査の結果を報告。その後２回程度の会議やパブリックコメントなどを経て年度末までに計画を策定する。

(市町村 2019-05-30付)