札幌市苗穂小開校１００周年　信頼され愛される学校に　長谷川教育長ら児童にエール

（学校 2019-09-17付）

これまで１万９０００人以上の卒業生を輩出した

　札幌市立苗穂小学校（本間雄一校長）は６日、同校で開校１００周年記念式典・祝う会を挙行した。全校児童や関係者合わせて約６６０人が出席。同校の歩みを振り返ったほか、祝う会で全校合唱を披露するなど１００年の節目を祝った。

　同校は大正８年度に東北尋常高等小学校付属苗穂分教場として開校した。学校教育目標「大きな希望をもち　みんなの幸せをつくり出す子の育成」のもと、様々な教育活動を展開。これまで１万９１４８人の卒業生を輩出している。

　式典では本間校長が式辞。児童の保護者や卒業生、町内会の住民などの支えがあって１００周年を迎えたことにふれ「ここにいる児童の皆さんが中心となって苗穂小のこれからの１００年に向けてスタートしてほしい」と呼びかけた。

　また、「これからも信頼され、愛される学校に向け、教職員一同より一層努力したい」と意気込みを述べた。

　来賓祝辞では札幌市教委の長谷川雅英教育長と、札幌市立苗穂小学校父母と先生の会の掛作雅幸会長があいさつ。長谷川教育長は「多くの先輩たちのように元気に意欲的に取り組む姿勢を大事にしてほしい」、掛川会長は「思いやりのある苗穂っ子になってほしい」と話した。

　このあとの祝う会では、「つなぐ～今までの１００年、これからの１００年」と題して、１００年間の出来事や多くの人々とのつながりについて振り返ったほか、これからの１００年に向けて決意を新たにした。

(学校 2019-09-17付)