公立学校事務職員協会が評議員研　田島会長　職場語れる環境を　来年の研究大会内容等協議

（関係団体 2019-12-12付）

評議員や理事など３８人が出席した

　道公立学校事務職員協会（田島敏明会長）は６日、札幌南高校百周年記念館で本年度第２回評議員研究協議会を開いた。評議員や理事など３８人が出席し、来年８月に札幌市で開く第７３回研究大会の内容などを協議。開会あいさつに立った田島会長は、各支部に対して、事務職員同士が互いに仕事や職場について語ることができる環境を設けるよう求めた。

　開会に当たり、田島会長があいさつ。

　ことし８月に２日間にわたり開催した全道研究大会を振り返った上で、各支部に対し、初任層に対する研修機会や支援の充実に向けて、全道研究大会をはじめとする各研究会への積極的な参加の促進、学校間の交流など、事務職員同士が互いに仕事や職場について語り、助言し合える環境を設けるよう求めた。

　協会の会則の一部改正や会費についてもふれ、「変革の中にある現状への対応として、変えるべきものは恐れず取り組みたい」との考えを示した。

　議事に移り、研究部、総務部が第７３回研究大会の内容を報告後、協議した。

　大会は、来年８月６日から２日間、ホテルライフォート札幌で開く。初日は講演会と分科会を実施。２日目は石狩、日高、根室の各支部が研究発表を行う。

　このあと、道教委総務課の高橋和孝主幹が「道立学校の事務改善」と題して講話。

　また、１１月下旬に開かれた全国公立高校事務職員協会主催の２０１９年度事務職員研修会の内容についての報告があった。

(関係団体 2019-12-12付)