歌志内市の２年度予算案　義務教育学校整備に２億余　教育費倍増　校務用PC更新

（市町村 2020-02-27付）

　【岩見沢発】歌志内市は２５日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１・４％増の４０億７６００万円。うち教育費は、義務教育学校整備に伴い１１６・１％増の４億５２万円となった。

　新規事業として、義務教育学校整備に２億１７６８万円を計上。現中学校の改修等を行う。

　このほか、小・中学校校務用パソコン更新に６２９万円を配分した。

　継続事業として、認定こども園運営に１７５３万円、小学校スクールバス運行に７０２万円を措置した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼市民と協働で創るまち

▽小・中学生との意見交換会

▼健康で心ふれあうまち

▽認定こども園運営＝１７５３万円

▽１８歳までの子ども医療費の無料＝４８３万円

▼豊かな心を育む教育と文化のまち

▽高等学校等就学支援＝６７２万円

▽中学校遠距離通学費補助＝１５７万円

▽児童・生徒修学旅行費の全額助成＝１１２万円

▽英語検定料の全額補助＝２６万円

▽市費による教員確保＝４７７万円―複式学級の解消

▽小学校スクールバス運行＝７０２万円

▽プログラミング教育教材機器の借上＝５２万円

▽小・中学校校務用パソコン更新（新規）＝６２９万円

▽認定こども園教材費全額を市で負担＝２８万円

▽小学校教材費７３００円のうち４５５０円を市で負担＝２８万円

▽中学校教材費１万２０００円のうち４９００円を市で負担＝２４万円

▽小学校教師用指導書の整備（新規）＝１３６万円

▽義務教育学校整備（新規）＝２億１７６８万円

▽外国青年招致＝４４０万円―外国語指導助手招致

▽チャレンジキャンパス＝８８万円―公的学習塾実施

▽中学生の大学キャンパス訪問＝４万円

▽学校給食費値上げ分の市負担＝１８２万円

(市町村 2020-02-27付)