美深町が２年度予算案発表　仁宇布小中を建替　教育費１・５倍の９・２億円

（市町村 2020-03-03付）

　【旭川発】美深町は２月２１日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は前年度肉付補正後との比較で２・４％減の５４億５７２０万円。うち、教育費は５２・７％増の９億１７６５万円となった。増額は、仁宇布小中学校の建替に４億７７３３万円を計上したことが要因。

　主な事業はつぎのとおり。

▽幼児センター運営、子育て支援＝６３３１万円

▽山村留学制度推進＝５０６万円

▽青少年教育交流＝１０万円

▽児童生徒就学支援＝２２１万円

▽英語教育推進＝２０１３万円

　外国語指導助手２人、英語指導助手１人を配置。英語教員経験者１人を任用し、英語教育の指導と推進体制の充実を図る。

▽教育活動・研究推進＝２３８万円

　小・中学校の総合的な学習の推進、漢字検定による学力向上対策など。

▽スクールバス運行＝２０８６万円

▽学校給食＝５２１４万円

▽学校施設整備＝４億７７３３万円―仁宇布小中建替

▽教育環境整備＝８９４万円―教育用パソコン、教師用パソコンなど

▽特別支援教育推進＝４０１万円

▽高校教育推進＝１９３０万円

▽児童館＝４７１万円

▽放課後子供教室・放課後児童クラブ＝３０４万円

▽社会教育団体育成＝２００万円

▽図書館室運営＝２３７万円

▽エアリアル推進＝３４１万円―スポーツ指導員報酬、指導者養成・選手育成強化など

▽こどもスポーツ未来基金＝３００万円―青少年のスポーツ活動支援経費の助成

▽体育施設運営＝７４１６万円―町民プール防水シート補修、スキー場管理委託料など

(市町村 2020-03-03付)