中標津町が２年度予算案発表　勤怠管理システム導入　教育費は１７・３億円に

（市町村 2020-03-03付）

　【釧路発】中標津町は２月２１日、新年度予算案を公表した。一般会計は前年度当初比２・９％減の１４０億８０００万円となった。教育費は４・３％増の１７億２９８４万円。

　教育関係の主な事業をみると、働き方改革の一環として、勤怠管理システムを導入する。

　このほか、広陵中学校は長寿命化改修工事に向けて設計等を予定。中標津農業高校では、体育館の竣工に向けて２年目の工事を進める。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽教職員住宅解体＝１８６３万円―１２棟

▽勤怠管理システム導入＝５３万円

▽学校施設長寿命化計画策定＝５００万円

▽語学指導等外国青年招致＝１２０７万円―２人

▽教育力向上推進＝２５６万円―教育力向上研修、小中一貫教育体制整備、コミュニティ・スクール運営ほか

▽小・中学校教育用コンピューター整備＝３７２３万円

▽小・中学校校務用コンピューター整備＝２０６３万円

▽特別支援教育支援員配置＝２７７６万円

▽広陵中長寿命化改良＝６８８３万円―実施設計、外構改修設計、地質調査

▽中標津農業高体育館改築＝３億５０１５万円―建築主体工事ほか

▽農業高校海外研修＝４２６万円―海外酪農研修生徒３人・引率１人、海外農業研修生徒４３人・引率６人

▽農業高校就学環境支援対策＝１８４３万円

(市町村 2020-03-03付)