臨時休業期間における学習支援　タブレット活用し取組　個別ニーズ対応　新篠津中

（コロナウイルス関連 2020-03-16付）

　新篠津村立新篠津中学校（前川茂校長）は、臨時休業期間における学習支援として、タブレットなど端末を活用した取組を開始した。民間企業による家庭学習システムを使用して個別の学習ニーズに対応。岡山拓教頭は「臨時休業でできた時間を有効活用して欲しい」と期待している。

　同校は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、２月２７日から臨時休業を実施。臨時休業期間における学習支援として、各家庭に対し、家庭学習プリントや学級だよりなどを郵送している。

　今回、新たな取組として、タブレットなどを活用した学習支援を開始。各家庭のインターネット環境を調査し、９日から１年生３２人、２年生１６人がＩＣＴを活用して学習できる環境を整えた。

　教材は、民間企業が臨時休業期間に限定して無償提供している家庭学習システムを活用。

　小学校１年生～中学校３年生までの国語・算数・理科・社会・英語の教材が利用できるもので、子どもたちはログインページにアクセスし、家庭学習に取り組んでいる。

　岡山教頭は「学習に対する課題は個人によって様々。一人ひとりの生徒のニーズに合った学習環境に近づけたいと思い、今回の取組を進めた。臨時休業でできた時間を有効活用してほしい」と話している。

(コロナウイルス関連 2020-03-16付)