子どもの運動機会創出プラン　全国５００ヵ所で体験活動　学校休業等でスポーツ庁

（コロナウイルス関連 2020-04-10付）

　学校における一斉臨時休業や全国的なスポーツイベントの中止を踏まえ、スポーツ庁は「子どもの運動不足解消のための運動機会創出プラン」に取り組む。関連経費として令和２年度補正予算案に３億２５４６万円を計上。全国の小学校など５００ヵ所において、スポーツ協会と連携して運動や体験活動などの機会を提供する。

　政府は７日、新型コロナウイルス感染症に対応した緊急経済対策を盛り込む２年度補正予算案を閣議決定。

　スポーツ庁関連予算として、「子どもの運動不足解消のための運動機会創出プラン」に３億２５４６万円を計上した。

　具体的には、全国の小学校などにおいて、アクティブ・チャイルド・プログラム（日本スポーツ協会が開発した、子どもが発達段階に応じて身に付けておくことが望ましい動きを習得する運動プログラム）を活用し、運動や体験活動などを実施する機会を提供。

　各スポーツ協会が地方自治体のニーズを把握し、連携協働しながら事業を実施する。

　実施個所は、全国の小学校、統合型地域スポーツクラブ、スポーツ少年団５００ヵ所を予定している。

(コロナウイルス関連 2020-04-10付)