札幌圏道立学校の臨時休業　高３５校・特別支援１３校　美唄聖華高も実施　道教委

（コロナウイルス関連 2020-04-14付）

　道教委は、新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業について、石狩管内の道立高校３８校中３５校、空知管内の美唄聖華高校、札幌市内の特別支援学校１３校（分校含む）で実施する方針を決めた。実施期間はきょう１４日から５月６日まで。なお、札幌市内から通学する生徒の少ない千歳高校、千歳北陽高校、恵庭北高校の３校は臨時休業を実施しないこととした。　

　道教委は、１２日に発表した「北海道・札幌市緊急共同宣言」を踏まえ、１３日付で各局局長、道立高校長などに対して、臨時休業の実施に当たる対応策を通知。札幌市内の道立高校、札幌市内からの通学生が多く在籍する道立高校において１４日から５月６日までの期間を臨時休業とすること、これら以外の札幌市内からの通学生が在籍する道立高校においては臨時休業としないが、引き続き朝晩の健康観察を保護者に依頼することなどを示した。

　また、学校再開に向けての分散登校等の対応については別途通知することや、臨時休業となる学校は、臨時休業の対応などを示した文書をすべての保護者に配布することなどを周知した。

　臨時休業を実施するのは、石狩管内の道立高校３８校中３５校、札幌市内の特別支援学校１３校。また、札幌市内から通学する生徒の多い空知管内の美唄聖華高においても実施することを決めた。

　なお、札幌市内から通学する生徒の少ない千歳高、千歳北陽高、恵庭北高の３校は臨時休業を実施しないこととした。

(コロナウイルス関連 2020-04-14付)