生活リズムチェック表配布　望ましい生活習慣を　臨時休業の影響考慮　函館市教委

（コロナウイルス関連 2020-04-10付）

１週間単位で生活を把握することができる

　【函館発】函館市教委は、児童生徒が規則正しい生活ができるようにするための生活リズムチェック表を作成した。新型コロナウイルス感染症による臨時休業の影響による生活習慣の乱れを防ごうと、児童生徒自身が１日の行動を記録する。７日付で市立小・中学校全６４校にデータで配布した。市教委は、今後も可能性がある臨時休業期間における望ましい生活習慣の確立に期待している。

　道内は、新型コロナウイルスによって全小・中学校が２月２７日から臨時休業となった。

　函館市内では、６日から小・中学校が再開となったが、今後も臨時休業や分散登校が実施される可能性がある。

　このため市教委は、臨時休業などの期間においても児童生徒が望ましい生活習慣を実行できたか自分で記録・把握できるようにする生活リズムチェック表を作成し、市立小・中学校全６４校にデータで配布した。

　表は、１週間の期間で午前５時から午後１１時までの生活リズムを記録できるようになっている。

　学習や運動、読書などの目標活動時間を記載することも可能。日々の見通しをもつことができる内容となっている。

　市教委は「データで配布したので、各校で手を加えることができる。休校などの対応になっても、子どもたちが自分で生活リズムを考えていけるようになってほしい」と話す。

(コロナウイルス関連 2020-04-10付)