地域で子どもを見守る　津別町教委に交通安全旗

（市町村 2020-04-13付）

中村社長（右）と宮管教育長

　【網走発】津別町教委は２日、建設産業交通安全推進網走地方本部美幌支部（支部長・大沼剛聖太建設㈱会長）から交通安全旗８０旗の寄贈を受けた。同支部を代表して津別建設㈱の中村光一社長が、子どもたちの安全を願って宮管玲教育長に交通安全旗を手渡した。

　取組は、２００９年度から始めたもので、地元の交通安全協会と相談し、初年度は赤色警棒と反射ステッカー、次年度は伸縮式手旗を。１１年度からは交通安全旗を寄贈し、ことしで１２年目を迎える。

　町教委では、入学式と秋の交通安全週間に合わせて年２回、ＰＴＡの協力を得て交通安全旗を入れ替えている。

　２日、中村社長が津別町教委を訪問し、宮管教育長に交通安全旗を手渡した。

　宮管教育長は「この旗の波と大人の目で、子どもたちの安全を守っていきたい」と謝辞を述べた。

　中村社長は「新型コロナウイルス感染症の拡大で混乱が続いているが、大人たちが気を付けて事故がないようにし、子どもたちを見守りたい」と述べた。

(市町村 2020-04-13付)