５月６日まで休園８割　市内１２６園アンケート　札私幼

（コロナウイルス関連 2020-04-22付）

　札幌市私立幼稚園連合会（＝札私幼）は、市内の私立幼稚園と認定こども園を対象とした新型コロナウイルス感染症に伴う休園状況の調査結果をまとめた。市内の私立幼稚園７６園と認定こども園５０園が回答。休園期間は札幌市立学校の一斉休業期間と同期間の１４日から５月６日が８割を占めた。

　調査は、１３日から１５日に札私幼加盟の私立幼稚園９０園と認定こども園６６園を対象にメールでアンケートを実施。

　休園状況と休園期間、預かり保育の実施の有無について、８割に当たる１２６園が回答した。

　認定こども園には幼稚園機能と保育園機能を併せもつ幼保連携型と、保育が必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たす幼稚園型、保育が必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備える保育園型がある。回答した５０の認定こども園のうち、３４園が幼稚園部分を休園としていた一方、保育園部分については３５園が休園としていないなど、大半が休園していなかった。

　預かり保育については、実施もしくはやむを得ない場合の受け入れるとした園が、１２５園と９割が実施していることが明らかとなった。

　休園期間については１４日から５月６日までと答えた園が８９園と、８割以上を占めた。

(コロナウイルス関連 2020-04-22付)