活動注意点を示す　社教施設での感染防止　コロナ対策で旭川市教委

（コロナウイルス関連 2020-07-02付）

　【旭川発】旭川市教委は、新型コロナウイルス感染症拡大防止と社会教育施設での活動を両立するため、市独自による『新しい生活様式等に基づく　旭川市社会教育施設利用ガイドライン』を作成した。適用期間は１日から当面の間。社会教育施設に配布するほか、市教委ホームページに掲載するなど多くの市民への周知を図る。

　ガイドラインは、国が示す新しい生活様式と道が宣言した新北海道スタイルの内容をベースに作成したもの。市が所管する旭川市民ギャラリーや中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館、旭川市井上靖記念館を対象とした社会教育施設の運営や利用などに当たり、共通項目を掲げて示した。

　内容をみると、基本的な感染症対策の実施について対策例などを記載しているほか、イベント実施における留意点、特に注意する活動、活動日の参加者等の把握、対象施設向けガイドラインの順守などを示した。

　適用期間は１日から当面の間。

　今後の状況もみながら見直しを図るなど、臨機応変に対応する方針。

　社会教育施設に配布するとともに、多くの市民に周知するため、市教委ホームページにアップする。

　高田敏和社会教育部長は「分かりやすく具体化することで、共通認識が図られると同時に、定着をねらいたい」と強調。「“見える化”を行うことで、市民にも安全・安心に利用してほしい」と話している。

(コロナウイルス関連 2020-07-02付)