根室局若手職員「シュジーズ」　リモート授業　方法解説　５分１５秒の研修動画制作

（道・道教委 2020-08-21付）

【釧路発】根室教育局の若手職員で構成する「シュジーズ」は、ウェブ会議システムZoomを活用したリモート授業に関する研修動画を制作した。社会教育指導班との共同プロジェクトとして撮影、編集したもの。Zoomのインストール方法などを解説しているほか、グループ分け機能の使い方などを実演。５分１５秒にまとめ、動画共有サイトYouTubeで公開。根室局ホームページからもアクセスできる。

　新型コロナウイルスの終えんが見通せない中で、リモート授業のノウハウ習得は、教員にとって喫緊の課題となっている。

　こうした状況を踏まえ、シュジーズは、今後の臨時休業の備えとして、リモート授業の始め方を伝える動画の制作を企画。７月下旬に根室高校の教室や根室局の会議室で撮影し、５分１５秒の内容に編集した。

　動画のタイトルは「リモート授業トリセツ動画」。

　前半は、Zoomのインストール方法を紹介したあと、シュジーズのメンバーが教壇に立ってリモート授業を展開。映像の質を高めるためのカメラやマイクの紹介や、その設置方法も解説している。

　後半は、Zoomのグループ分け機能「ブレイクアウトルーム」を解説。シュジーズのメンバー７人が２班に分かれてグループディスカッションする様子を紹介している。

　動画には、シュジーズが制作したオリジナルキャラクター「ムロビエ」が登場。要所要所でポイントを強調している。

　根室局は「管内の子どもたちの学びを止めない取組を、これからも推進していきたい」と話している。

(道・道教委 2020-08-21付)