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道教委　２年度地域連携研修　５４地域　主体校５６校　１１テーマで調査研究推進
（道・道教委 2020-08-20付）

　道教委は、地域連携研修における令和２年度実施地域を決定した。５４地域で実施。主体校は滝川市立東小学校など、小・中・高・特別支援学校合わせて５６校。学力向上や体力・運動能力の向上、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善など、１１のテーマの中から各学校に共通する校内研究課題として設定し、調査研究等を行う。成果を地域や連携校に還元し、地域における教育活動の充実を目指す。

　地域の主体となる学校が各学校に共通する校内研究課題について、外部講師の招へいや、道内外の先進的な学校の視察などによって調査研究等を行った成果を近隣の学校の教職員に対して広く還元するもの。学校間での交流・連携を図るとともに、地域における教育活動を充実させる。

　対象校は、札幌市立学校を除く小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高校、特別支援学校。

　テーマは、①学力向上②体力・運動能力の向上③主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善④カリキュラム・マネジメント⑤小中一貫教育⑥学校間の連携・接続⑦ＩＣＴを活用した授業改善⑧情報活用能力の育成（プログラミング教育を含む）⑨道徳教育⑩特別支援教育⑪外国語教育―の１１点を設定した。

　複数校が連携して研修活動を実施する地域を募集。

　小・中学校においては、学校力向上に関する総合実践事業の実践指定校のほか、２年度道教職員研修計画を踏まえた１１点のテーマを研修対象とする学校を優先して実施希望地域（主体校および連携校）を選定。小・中学校以外においても、これらのテーマを研修対象とする学校を優先した。

　実施地域は５４地域。

　主体校には、滝川市立東小など小学校３４校、長沼町立長沼中学校など中学校８校、夕張高校、砂川高校、千歳北陽高校など高校１１校、小樽高等支援学校など特別支援学校３校の計５６校が決定した。

　今後、主体校が調査研究・実践を進めるとともに、指導主事が主体校に対して指導助言する。地域連携による実践研究発表へ外部講師・指導主事を派遣し、地域および連携校に対して成果を還元する。

　１０月から来年１月にかけて執行状況調査・配分額調整、中間報告を行い、３月までに実施報告書を提出することとなっている。

　令和２年度実施主体校はつぎのとおり。

▼空知

▽滝川市東小