道教委の活動状況　元年度点検・評価結果　１３施策が計画どおり　国際理解教育充実など進展

（道・道教委 2020-09-09付）

令和元年度道教委の活動状況点検・評価結果（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、令和元年度道教委の活動状況に関する点検・評価結果をまとめ、７日の道議会文教委員会で報告した。３１の施策項目を「計画どおり」「概ね計画どおり」「進展あり」「進め方を検討」の４段階で評価。総合評価では「計画どおり」が１３項目、「概ね計画どおり」と「進展あり」が各９項目、「進め方を検討」はゼロだった。前年度と比べて評価を高めた施策項目は「国際理解教育の充実」など８項目だった。

　道教委は、効果的な教育行政の推進や道民への説明責任を果たすため、平成２０年度から毎年度、学識経験者の知見を活用しながら事務の管理・実行状況を点検・評価。報告書を議会に提出・公表し、施策に反映している。

　基本理念の実現に向けた目標として「社会で活きる力の育成」など６点のもと、３１の施策項目を設定。各施策では、合計１７０の目標指標の進ちょく率による定量評価と、数字で図ることができない定性評価をもとに総合評価を行い、「計画どおり」「概ね計画どおり」「進展あり」「進め方を検討」の４段階で評価している。

　結果をみると、「計画どおり」が「特別支援教育の充実」など１３項目、「概ね計画どおり」が「情報教育の充実」など９項目、「進展あり」が「義務教育における確かな学力の育成」など９項目、「進め方を検討」がゼロとなっている。

　前年度と比較すると、「計画どおり」が２項目減少、「概ね計画どおり」「進展あり」がいずれも１項目増加し、「進め方を検討」は引き続きゼロだった。前年度と比べて評価を高めた項目は「国際理解教育の充実」「理数教育の充実」など８項目となっている。

　道教委は今回の結果を踏まえ、道教育推進計画の目標達成に向けた施策の一層の推進に取り組むとしている。

(道・道教委 2020-09-09付)