札幌啓北商業高が学校説明会　感染症対策徹底し開催　日程分け授業動画を放映

（札幌市 2020-10-09付）

中学生や保護者３４８人が参加した

　市立札幌啓北商業高校（鈴木恵一校長）は４日、同校で学校説明会を開いた。市内の中学生や保護者など３４８人が参加。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者を４回に分けて実施するなどの対策を徹底したほか、事前に撮影した授業風景を各教室で放映する「バーチャルクラス」を実施。参加者は「各コースの特色や授業内容がよく分かった」と話すなど、高校生活に夢を膨らませていた。

　同校は例年、８月に体験入学を実施していたが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学校説明会に変更。感染症対策として、参加者を４回に分けて入場させた。

　説明会では、歓迎のオープニングムービーのあと、鈴木校長があいさつ。

　続いて、生徒会による生徒会行事や各部活動の説明プレゼンテーションを実施したほか、教職員が同校のカリキュラムや入試などについて説明。放送局作成の学校紹介ビデオを披露した。

　校舎見学では、前年度まで行っていた商業科目などの授業体験を変更し、実習室など校舎内を見学した。

　また、授業の雰囲気を感じてもらおうと、普段の授業の様子を事前に撮影し、各教室に設置しているプロジェクターで放映するバーチャルクラスを実施。参加者は、授業風景に興味深く見入っていた。

　参加者からは、「現在は様々なものが限られる中、説明会に参加し、学校の雰囲気を知ることができてよかった」「パンフレットやホームページ以外の情報を詳しく知ることができた」「学校を盛り上げようとする様子が伝わってきた」などの感想が寄せられた。

(札幌市 2020-10-09付)