道教委 2年度教育功績者表彰式 9人の栄誉たたえる コロナ禍もつながり大切に(道・道教委 2020-12-18付)
表彰状を受け取る函館市立巴中学校の佐竹校長
道教委は17日、ホテルライフォート札幌で令和2年度道教育功績者表彰式を執り行った。小玉俊宏教育長が本道の教育の振興に顕著な功績を残した受賞者に表彰状と記念品を手渡した。前浦幌町教委教育長の久門好行氏は、コロナ禍にあっても人とのつながりの大切さを強調し、子どもたちのために一層研鑚する決意を示した(功績概要10月5日付4面既報)。
表彰は、本道の教育振興に功績のある教育職員その他の教育関係者を表彰してその功績に報い、教育の振興に寄与することが目的。教育職員として在籍し、その功績が特に顕著な人、教育職員として特に模範とすべき行為のあった人などを毎年度表彰している。
昭和28年度から実施しており、66回を迎えた今回で受賞者総数は637人。今回の受賞者は9人で、うち表彰式には6人が出席。
表彰式では小玉教育長があいさつ。優れた指導力と実践力を発揮して本道教育の充実・発展に貢献した受賞者の功績をたたえ、「皆さんの優れた実践は多くの教職員や教育関係者を導き、各学校の教育活動の充実を図る上での道しるべとなる」と述べた。
その上で、「本道の子どもたちが情報化やグローバル化などの社会変化にも果敢に挑戦し 幸福な人生を歩み、新しい時代を力強く切り開いていくことができるよう、本道教育の一層の充実・発展に全力で取り組んでいく」とし、理解と協力を求めた。
功績紹介のあと、小玉教育長が一人ひとりに表彰状と記念品を手渡した。
続いて、来賓の鈴木直道知事(浦本元人副知事代読)、道議会の村田憲俊議長、道都市教委連の長谷川雅英会長が祝辞。受賞者の功績をたたえ、本道教育の一層の振興に向けて協力を呼びかけた。
受賞者を代表して、久門氏が謝辞。学校・地域・関係機関が連携・協働して人・つながり・地域づくりに尽力してきたと振り返り、「今後、コロナ禍の困難な状況においても様々な人とのつながりを大切にして、予測困難な未来社会を生き抜く子どもたちのため、なお一層研鑚する」と力強く決意を語った。
(道・道教委 2020-12-18付)
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