道特長　冬季研究協議会ウェブ開催 　積極的連携で乗り切る　木村会長　遠隔活用など要請

（関係団体 2021-01-07付）

　道特別支援学校長会（木村浩紀会長）は５日、令和２年度第３回冬季研究協議会を開いた。新型コロナウイルス感染症拡大防止を図るため、ウェブ会議システムＺｏｏｍを使用し、会員など６１人が参加。開会式で木村会長は「この状況を乗り切るためにも積極的な連携を」と、遠隔会議システムやＺｏｏｍなどを通して会員相互の交流を図っていくよう呼びかけた。

　学校経営上の諸課題と校種別の諸課題について研究協議を行い、会員相互の共通理解と研究の深化を図るために実施。公益財団法人日本教育会北海道支部が後援した。

　本年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う対策期間における開催ということで、極力集合することを避けるためオンラインでの開催に変更。会員５８人が参加した。

　開会式では、木村会長があいさつ。会員が一堂に会して研究協議会等ができていない状況が続いていることから、「この状況を乗り切るためにも、より積極的に連携しなければならない」と強調。遠隔会議システムやＺｏｏｍのオンラインなどを活用した協議等を呼びかけた。

　その上で、「長丁場になりそうなコロナ禍でも、子どもたちの夢や希望につながる取組が少しでも充実できるよう検討していただきたい」と求めた。

　続いて、全体会・研究部会報告などを行ったほか、道立特別支援教育センターの日向正明所長、道教委の上林宏文教育指導監が演題「withコロナ・afterコロナによる社会の変化を見据えた学校経営」と題して講話を行った。

(関係団体 2021-01-07付)