【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道生活科研究会　長堀裕信会長

（関係団体 2021-01-07付）

　新年を迎え、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。日ごろより本研究会に対しまして、温かいご理解とご支援をたまわり、心よりお礼申し上げます。

　本研究会は生活科の誕生に先立つ昭和６３年に発足して以来、常に「自立への基礎を養う」という生活科の原点を大切にした研究を進めてまいりました。特に学習指導要領において強調されている「人とのかかわり」を重視した研究を早くから進めておりました。

　昨年、山本豊前会長より会長を引き継ぎ、研究を進めてまいりましたが、今回のコロナ禍で第３０回北海道生活科研究大会の開催は延期を余儀なくされました。

　現在も会員が集まって研修を行うことができない状況が続いていますが、みんなで工夫をしながら、研究主題「ときめく出会い　ひびきあう活動　かがやく心」のもと、「自覚的学習」「成長の可視化」を通して、「確かで豊かに生きる力を育む学びの創造」に迫るため、教師のかかわり・手立ての在り方を探る研究を深めております。

　本研究会は、生活科という一つの教科を窓口として研究を進め、他の教科・領域等にも通じる子どもたちの可能性を広げ、自ら歩んでいける力を育んでまいりたいと思います。

　今後とも、本会へのご指導ご支援をたまわりますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第３０回北海道生活科研究大会

・期日＝１１月下旬（会場は未定）

▼事務局＝札幌市立手稲中央小学校（事務局長―寺田誠治主幹教論）

(関係団体 2021-01-07付)