【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校理科研究会　　横関直幸会長

（関係団体 2021-01-07付）

　謹んで新春のごあいさつを申し上げます。日ごろより本研究会の活動に対しご理解ご支援を賜り厚くお礼申し上げます。

　本研究会は６３年の歴史を有し、理科の教材・教具の開発、研修会や研究大会の開催、あるいは、実験書や会誌の発刊を通して、広域にわたる北海道の理科教育に寄与することを目的に設立され、道内１１支部、２２３校、７７５名の公私立高校教員および実習助手で構成されています。

　令和２年度は７月に美唄市にて開催を予定していた全道研究大会が中止となるなど、研究活動が予定どおりに進まない事態となりました。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に対応し、いち早く理科教育に関するＩＣＴの活用実践を全道へ発信するなど、理科教育研究のフロントランナーとしての役割を自負しております。今後も時代の要請に応える理科教育の視点から研究を推進してまいります。

　準備を進めております全国理科教育大会（北海道大会）は令和４年８月へ１年延期となりました。今後とも会員一丸となって北海道の理科教育の充実・発展に取り組んでいく所存です。本研究会の活動についてさらなるご理解ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽北海道高等学校理科研究大会（札幌大会）

・期日＝７月２８日（水）～３０日（金）

・会場＝有朋高校

▽授業研究会

・期日＝１１～１２月

▼事務局＝札幌南高校（事務局長―藤林亮太教諭）

(関係団体 2021-01-07付)