【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道書道教育連盟　葛西孝之会長

（関係団体 2021-01-08付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本連盟の諸活動に対し特段のご理解とご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

　本連盟は、全道の書写書道教育の研究振興を図ることを目的に、大きく二つの活動・事業を行っております。

　一つは、研究大会の開催です。

　小学校・中学校・高校・大学の教員が校種を超えて連携した研究体制のもと、毎年、研究大会を全道規模で開催しております。

昨年は、９月４日に札幌にて第７３回北海道書写書道教育研究大会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、中止の判断をさせていただきました。文部科学省の教科調査官による講演、大学の先生方や会員によるワークショップ等を盛り込みながら、今後の書写書道教育を考え、あしたからの実践に活用できる大会となるよう計画しておりました。

もう一つは、全道規模の書道展（全道学校書道展、北海道学生書道展覧会）の開催です。

　これについてもコロナ禍に鑑み、次年度へ順延させていただきました。

ことしこそは開催できることを祈りつつ、今後も多くの子どもたちが自分で書く文字への自信を深め、日本の文字文化という伝統を継承していくことにつながればと願っております。

▼新年の事業計画

▽第７３回北海道書写書道教育研究大会上川・旭川大会

・期日＝理事会１０月２８日（木）、研究大会／総会１０月２９日（金）

・会場＝旭川市

▽第６５回全道学校書道展

・期日＝１１月下旬

・会場＝札幌市民ギャラリー

▽第７３回北海道学生書道展覧会

・期日＝令和４年１月上旬

・会場＝札幌市民ギャラリー

▼事務局＝札幌市立幌東小学校（事務局長―山田一郎教諭）

(関係団体 2021-01-08付)