【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校音楽教育研究会　石若拓哉会長

（関係団体 2021-01-08付）

　年頭に当たり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本研究会の活動に対しまして、ご理解とご支援、ご協力を賜り、深くお礼申し上げます。

　昨年は、１１月１３日に札幌で予定されておりました第６２回北海道音楽教育研究大会札幌大会が、他の様々な行事・大会と同様に、新型コロナウイルス感染症拡大によって、残念ながら中止となりました。

　当初、高校の研究授業を札幌南陵高校の佐藤恭子教諭が新学習指導要領の目標と内容を取り扱って実施する予定でした。佐藤教諭の研究授業は、参加対象を石狩地区の教員に絞った形に変更して１０月２７日に石狩地区高等学校音楽教育研究会の授業研究協議会で実施されました。内容に「コロナ禍に対応した音楽＝の授業実践について」を追加して公開しました。研究協議では出席者から活発な意見が出され、声や息、手指の使用を伴う実技科目である音楽授業の方向性が示されました。

　また、全道１１地区の授業研究会や研究演奏会も大半が中止になったことで、教員相互の研究にかかる発表や情報交換、研究協議はＺｏｏｍを活用した遠隔会議によって行われました。

　本年は、１１月５日岩見沢市において第６３回北海道音楽教育研究大会空知岩見沢大会を「音楽のよさを分かち合い、確かな力をはぐくむ音楽教育」を大会主題として開催いたします。多くの先生方の参加をお待ちしております。

　今後とも一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第６３回北海道音楽教育研究大会空知岩見沢大会

・期日＝１１月５日（金）

▽地区主催（道内１１地区）の授業研究会、実技研修会、演奏会等

・期日＝各地区で計画予定

▽機関誌『どるちぇ』の発行＝２月予定

▼事務局＝札幌北高校（事務局長―山崎嘉将教諭）

(関係団体 2021-01-08付)