【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】札幌市小学校英語教育実践研究会　佐藤達也会長

（関係団体 2021-01-08付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本会の活動に対し温かなご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

　昨年は、小学校学習指導要領改訂・全面実施によって、３年生からの外国語活動の導入、５年生から教科として外国語科になったことで、本会にとっては大きな節目となりました。発足以来の札幌小学校英語活動研究会の名称を変更し、札幌市小学校英語教育実践研究会（略称＝札小英研）といたしました。設立から６年と歩みの浅い本会ではありますが、７０名余りの熱心な会員とともに実践を積み重ねております。

　研究主題「英語を通じて人と関わる喜びを実感し世界を広げようとする児童の育成」を軸に、目指す授業像を“思考力・判断力・表現力を活用して問題を解決し英語を通じて人と関わる喜びが生まれる授業”とし、会員一同張り切っていたところコロナ禍に見舞われ、他者と積極的にコミュニケーションを図ることが特徴である本会の授業づくりは大きな制約を受けることになりました。

　現在、研究の足場を固めるために紙上研修、オンライン会議を活用し、外国語活動と外国語科における学習評価のあるべき姿の研究と指導案の蓄積をメインに活動しています。

　今後は、その蓄積をもとに本会のホームページを新規に立ち上げ、札幌市の小学校英語教育の充実・発展のための普及啓発も進めていきたいと計画しております。

　本年も皆様のご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。

▼事務局＝札幌市立栄町小学校（事務局長―関敏明校長）

(関係団体 2021-01-08付)