【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道国際理解教育研究協議会　島田裕文会長

（関係団体 2021-01-07付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より、本協議会の活動に対しご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

　本協議会は、４０年にわたり、全道１４地区・３００名余りの仲間と共に、子どもたちに異文化に接し、その多様な価値観を積極的に受け入れ、主体性や問題解決する力を育むことを目指してまいりました。

　グローバル化が進展する社会の中で、子どもたちが自らの力で未来を切り拓き、生きていけるよう実践を積み重ねております。

　昨年１０月には、第４１回北海道国際理解教育研究大会札幌大会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため中止いたしました。

　札幌大会では、札幌市立大倉山小学校、札幌聖心女子学院を会場に「体育・社会・総合的な学習の時間・保健体育・英語活動・高校英語」の６つの授業を行い、授業別分科会、課題別分科会では、それぞれ３つの分科会に分かれ、グローバル社会における国際理解教育の新たな方向性を探るとともに、地域と地球とのつながりを実感しながら行動する子どもの姿を提案する予定でした。

　未来を見通し、自立した人間として、社会に働きかけていく生き方が求められている現在、本会は、本年も国際理解教育を通して、全道各地区と力を合わせながら、持続可能な社会づくりのために様々な人と調和しながら生きていく子どもの姿を追求していきたいと考えています。

　今後も、本協議会に対しまして、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。　　　

▼新年の事業計画

▽冬の研修会「帰国教員報告会および派遣教員研修会」

・帰国教員報告会―書面による開催

・派遣教員研修会―派遣教員研修（電子メール、電話等）

▽第４２回北海道国際理解教育研究大会十勝・帯広大会

・期日＝１０月２１日（木）～２２日（金）

・会場＝帯広市内を予定

▼事務局＝札幌市立平岡中央小学校（事務局長―福田栄喜校長）

(関係団体 2021-01-07付)