【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】日本生涯教育学会北海道支部　佐久間章支部長

（関係団体 2021-01-08付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日ごろより本支部の活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　Ｓｏｃｉｅｔｙ５・０、グローバル化、人生１００年時代、人口減少等のキーワードで表現される社会は、手の届くところまできています。こうした社会の変化に、学びも大きく変わろうとしており、本支部への期待や果たすべき役割も高まっているものと考えます。ことしもしっかりと課題に対峙し取組を進めてまいります。

　さて、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、学校の授業は止まり、卒業式・入学式も中止を余儀なくされました。教育界にとっても、試練の１年となりました。

　本支部が毎年開催している北海道生涯学習研究集会も、昨年は３８回目にして初めて開催を見送りました。ことしも予断を許さぬ状況が続くことが推測されますが、オンライン開催も視野に、実施に向けて検討したいと考えています。

　コロナ禍は、私たちに多くのことを気付かせてくれました。苦難は、新しいイノベーションのチャンスでもあります。これまで当たり前だと思われてきた常識が激変し、気付かなかった新しい価値観や新しいコミュニケーションの“カタチ”が誕生しています。コロナ禍をイノベーションのチャンスとして、ニューノーマル時代の新しい学びの“カタチ”を追求するため、本支部は、ことしも北海道の社会教育・生涯学習の推進に、全力で取り組みます。

　皆様のご指導ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第３８回北海道生涯学習研究集会（１０～１１月予定）

▼事務局＝札幌国際大学

(関係団体 2021-01-08付)