【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会　三戸奉幸会長

（関係団体 2021-01-12付）

　令和３年の新春を迎え、謹んでお喜び申し上げます。また、皆様には本協会の活動に際しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本協会はことしで４６年目を迎えます。少子化による統廃合によって道内の学校数は減少しておりますが、特別支援学級を設置する小・中学校は１４００校を超える状況にあります。また、平成３０年からは高校における通級指導が制度化され、幼稚園から高校まで連続した支援の重要性が指摘されるようになりました。

　そこで、本会も通級指導教室を設置する高校との連携を視野に入れ、令和２年度の定期総会において、名称を北海道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会（略称：道特協）と改めました。今後は、小・中・高校間の情報交換、研究・研修に寄与する校長会としての取組を展開していきたいと考えております。

　新型コロナウイルス感染症拡大によって、昨年１１月に予定しておりました全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会研究協議会北海道大会は誌上発表となりましたが、皆様のご協力により研究紀要を全国にお届けすることができました。心より感謝申し上げます。

　教育においてもウイズコロナ・ポストコロナが問われる時代となりましたが、このようなときだからこそ、共生社会の形成を見据えた特別支援教育の推進に向け、一層研鑚を深めてまいりたいと思います。

　本年も皆様のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

▼新年度の主な事業計画

▽総会・研修会

・期日＝５月１４日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▽道特協・札特協「合同研修会」第１回副会長研修会

・期日＝８月２７日（金）

・会場＝道立特別支援教育センター

▽道特協第４６回経営研究会上川大会

・期日＝１０月２８日（木）～２９日（金）

・会場＝富良野プリンスホテル

▽第２回副会長研修会

・期日＝令和４年３月４日（金）

・会場＝札幌サンプラザ

▼事務局＝札幌市立新陵小学校（理事長―猪股嘉洋校長）

(関係団体 2021-01-12付)