【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道特別支援学級教育研究連盟　池田哲也理事長

（関係団体 2021-01-12付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、皆様には平素より本連盟の活動に対し、ご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。

　さて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校現場においては「学校の新しい生活様式」を取り入れながら、子どもたちの健やかな学びの保障に向けた取組が日々継続されております。

　このような状況を踏まえ、本連盟において毎年２学期に開催しておりました全道大会の開催について協議の結果、中止することといたしました。年に一度の全道の特別支援学級に携わる教師の研鑚の場である全道大会を待ち遠しく思われていた方もいらっしゃったことと思いますが、このような形で中止となったことは誠に残念でなりません。一日も早く、平常な教育活動に戻ることを願いつつ、本年１０月開催予定の第６８回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会石狩大会（千歳市）でお会いできることを心より願っております。

　本連盟は昭和２７年の創立以来６８年間、特別支援学級に学ぶ児童生徒の能力や可能性を最大限に伸ばし、共生社会にたくましく参画できることを願い、特別支援学級教育の研究を進めています。

　また、共生社会を実現するため、インクルーシブ教育システムを支える特別支援学級の役割をより確かにすることを目指しています。

　これからも、特別支援学級を担当する教諭の資質の向上を図るために学習指導要領の理念を体現する研究を進め、全道特別支援学級の教育のより一層の充実に努めていく所存です。

　今後とも本連盟へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画

▽新年度総会（開催方法を検討中）

▽第６８回北海道特別支援学級教育研究連盟全道大会石狩大会（千歳市）

・期日＝１０月１５日（金）～１６日（土）

▽研究誌『身に付けさせたい力・３５』リニューアル版（３月発行予定）

▼事務局＝札幌市立石山東小学校（事務局次長―木村裕昭教諭）

(関係団体 2021-01-12付)