道議会文教委員会（令和３年２月２日）　縄文遺跡群の特徴　資料作成し配布へ　ふるさと教育充実

（道議会 2021-02-05付）

　２日の道議会文教委員会では、ふるさと教育の充実が取り上げられた。

　道教委の相川芳久文化財・博物館課長は、北海道北東北の縄文遺跡群について「ふるさと教育を進める上で、児童生徒が地域の歴史を実際に体験できる貴重な財産であり、縄文文化を正しく理解し、学ぶことが重要」と説明した。

　今後、小学校、中学校、高校の校種別に、縄文遺跡群の特徴とその価値を伝える学習資料を作成する考えを表明。

　各地の遺跡や出土品の写真、関連する博物館に関する情報をＣＤに収録し、本年度中に各学校に配布するとした。

　小松智子学校教育局長は、縄文遺跡群を含めた全道各地の多彩な自然、歴史、文化、観光産業などの教育資源について小中学生が主体的に学ぶことができるウェブサイトを、関係機関と連携し充実するとし、「積極的な活用を各学校に働きかけるなどして、ふるさと教育の一層の充実を図り、子どもたちが北海道の未来を担うことができるよう取り組んでいく」と述べた。

　寺島信寿委員（公明党）の質問に対する答弁。

(道議会 2021-02-05付)